競艇予想のコツとは?当たりやすいレースを選んでコツコツ収支を残す買い方

競艇のコツを調べるとき、「とりあえずこれだけ押さえれば大丈夫」という型を探していないでしょうか。
あるいは、適当に買っても当たらない、当たっても結局マイナス。
そんな負け方から抜け出したい人もいるはずです。
先に結論をお伝えします。
競艇予想で押さえるポイントは、そんなに多くありません。
当たりやすいレースを選び、軸を絞って買い、使う金額を先に決める。
この3つに絞るだけで、闇雲に全レースを買って資金を削る流れからは抜け出せます。
たどる順番は、レース選び、予想で見るところ、舟券の買い方、資金管理の4つ。
読み終えるころには、何を買い、どれを見送るか、自分で線を引けるようになるはずです。
競艇のコツは手を広げず少数の勝ち筋に絞ること
競艇のコツは、あれもこれも覚えることではありません。
当たりやすい型を少しだけ押さえて、それ以外には手を出さない。
やることは、これだけです。
ここで頭に入れたいのが、競艇の還元率75%という数字。
何も考えずに買い続ければ、手元のお金は理屈の上で75%へ近づいていきます。
ここを越えてプラスにするには、買う回数より、勝てる形のレースだけを選ぶほうが早道です。
最初に押さえるコツは、次の3つで足ります。
- 当たりやすいレースだけを買う
- 軸を1艇に絞って、買い目を広げすぎない
- 1日に使う金額を先に決めておく
この3つさえ外さなければ、的中も収支も落ち着いてきます。
逆に無視して買い目を広げると、たまに当たっても取り返せない。
たとえば6点で残るレースでも、不安だからと20点に広げた瞬間、同じ的中が赤字に変わります。
当てているのに減っていく人は、たいていここでつまずいています。
まずは当たりやすいレースだけを買う。ここから始めてください。
SNSや予想サイトの「当たった報告」だけで動かない
買い方の話に入る前に、ひとつだけ釘を刺させてください。
SNSや予想サイトの「当たりました」という報告だけで、お金を出さないこと。
的中の報告は、当たった日だけを切り取って見せられます。
外れた日や、トータルでいくら負けているかは、たいてい表に出てきません。
判断するなら、1回の的中ではなく、何週間かの収支で見る。
予想サイトを使うなら、まず無料の範囲で成績を追い、自分の目で確かめてからにしてください。
「登録すればすぐ稼げる」と書いてあるものほど、距離を置いたほうが安全でしょう。
予想はあくまで予想で、結果を約束するものではありません。
この前提があるだけで、あとで紹介する資金管理も守りやすくなります。
当たりやすいレースを選ぶことが最初のコツ
競艇予想でで最初に押さえるコツは、当たりやすいレースだけを選ぶこと。
すべてのレースを買う必要はありません。
というのも、競艇は6艇で1着から3着を争う競技で、1コース(インコース)が最も有利だからです。
BOAT RACE公式も、1コースは1周第1ターンマークに最も近く、先にターンしやすいぶん有利だと説明しています。
実際、1コースの1着率は全国平均で約55%。
他の公営競技と比べても、かなり高い数字です。
つまり、1号艇が信頼できるレースを選ぶだけで、的中の土台ができます。
迷う番組は飛ばし、1コースが堅そうなレースから入ってください。
1日に組まれるレースは多いので、当たりやすいレースだけに絞っても、買う機会は十分にあります。
1場で12レース、複数の場が同時に動くなか、狙うのはほんの数レースで構いません。
1コースが有利な理由を知ると軸を選びやすい
なぜ1コースが有利なのかを知っておくと、軸を選ぶ手が速くなります。
理由は大きく2つ。
ひとつは、第1ターンマークに最も近く、短い距離で先にターンへ入れること。
もうひとつは、先頭の艇だけが、他艇の作る引き波を踏まずに走れることです。
後ろの艇は前の艇が残した引き波を乗り越えねばならず、そのぶんスピードを削られます。
だからこそ、最初のターンで前に出られる1コースが残りやすい。
逆に言えば、1号艇がスタートで遅れて先頭に立てなければ、この有利さは消えます。
軸選びで1号艇のスタートを真っ先に見るのは、こうした理由からです。
1号艇のA1級が軸になるレースを探す
軸にしやすいのは、1号艇に強い選手が入っているレースです。
選手はA1級・A2級・B1級・B2級の4つに分かれ、上のA1級が全体のおよそ20%。
1号艇がA1級で、その競艇場でも成績を残し、スタートも安定している。
これがそろえば、1号艇の1着を本命に置けます。
逆に、調子が悪い、スタートが合っていないなら、評価を落とします。
判断の目安は、出走表のスタートタイミングが平均より遅い、今節の着順が4着以下に並ぶ、といった感じです。
そんなレースは無理に1号艇から買わず、思い切って見送ってください。
1コースが弱い競艇場と強い競艇場を分けて見る
同じ1コースでも、競艇場によって1着率は大きく変わります。
水面の作りや風の通り方で、インが残りやすい場と、外から攻め込まれやすい場に分かれるからです。
代表的な競艇場の1コース1着率を、目安として並べます。
| タイプ | 競艇場 | 1コース1着率の目安 |
|---|---|---|
| インが強い | 徳山・大村・芦屋 | 約60〜63% |
| 平均的 | 住之江・尼崎・常滑 | 約55〜59% |
| インが弱い | 戸田・江戸川・平和島 | 約44〜46% |
数字の目安は、BOAT RACE公式と艇国データバンクのコース別1着率によるもの。
インが強い場なら、1コースの1着を素直に狙えます。
一方、戸田や江戸川のようにインが弱い場では、1コースを軸にしすぎないほうが無難でしょう。
迷ったら、まずはインが強い場から入る。そのほうが的中の感覚をつかみやすくなります。
迷ったら企画レースから狙うと当てやすい
競艇場によっては、企画レースという番組が組まれています。
企画レースは、強いA1級をあえて1号艇に置き、予想しやすいように作られたレースです。
第1レースや第2レースなど、その日の早い時間に入ることが多く、競艇場のサイトや出走表で名前がついています。
1号艇に強い選手が入りやすいぶん、イン逃げの本命が立てやすく、堅く収まりやすい。
配当は低めですが、まず的中の形をつかみたいときには向いています。
どのレースから買えばいいか迷うなら、企画レースを探すところから始めてください。
インが弱い場では2〜4コースの攻めを買い目に入れる
インが弱い競艇場では、1コース以外にもチャンスが回ってきます。
ここで覚えておきたいのが、どのコースがどう攻めるかという展開のクセ。
2コースは、1コースがターンでもたついた隙に、内を差して1着へ飛び込みます。
3コースと4コースの狙いは、外から一気に抜くまくりか、まくりながら内を差すまくり差しです。
そのため、インが弱い場では「1コースが崩れたら誰が来るか」を先に決めておきます。
1号艇のスタートが遅れそう、または相手に強い差し・まくり型がいる。そんなときは、2〜4コースを2着・3着の相手に厚めに置きます。
形としては、1号艇を頭に置きつつ、2着・3着へ2〜4号艇を流す。インが総崩れにならない限り、これで拾える範囲は広がります。
ただし、ここでも軸は1艇のまま、相手だけを絞る。
荒れそうだからと全通りに近い買い方をすれば、当たっても回収は追いつきません。
予想で最低限見るのは選手とモーターだけでいい
競艇予想のコツは、見る材料を増やしすぎないことです。
慣れないうちは、選手の強さとモーターの調子、この2つで足ります。
材料を増やしたところで、予想が当たるようになるわけではありません。
むしろ情報に振り回され、買い目だけが広がっていく。
見る順番は、選手の階級と勝率を確かめ、次にモーターの2連率を見る。これで十分です。
ここまで見ても軸が決まらないなら、そのレースは見送ってかまいません。
選手は級別と勝率で強さを見る
選手の強さは、まず級別で見ます。
A1級は上位約20%の実力者で、どのコースからでも上位へ食い込む力を持ちます。
次に確かめるのが勝率。
勝率は、その選手が過去のレースでどれだけ上位に入ったかを示す数字です。
同じレースで勝率の差が2.00以上あれば、はっきりした実力差と見ていいでしょう。
実力差が大きい選手がインに入っていれば、その艇を軸に固められます。
たとえば、1号艇が勝率7点台のA1級、ほかが5点台のB1級。これなら1号艇の信頼度はかなり高い。
勝率がどれも近いレースは、実力差がつきにくく、軸を1艇に絞りきれません。
配当も読みづらいので、そんなレースは見送り候補へ回してください。
モーターは2連率40%以上かを見る
モーターの調子は、2連率という数字で確かめられます。
2連率とは、そのモーターが2着以内に入った割合のこと。
目安は、40%以上で良いモーター、30%未満なら割引。
ただし、交換された直後は、走った回数が少なく数字が当てになりません。
そんな節は、2連率より展示タイム(レース前の試走の速さ)を優先します。
数字が低いモーターなら、強い選手が乗っていても軸からは外す。
展示航走でレース直前の気配を確かめる
選手とモーターの数字で目星をつけたら、最後に展示航走を見ます。
展示航走は、本番前に各艇が実際に走って見せる試走のこと。
見るところは2つで足ります。
ひとつは、スタート展示でのスタートの早さ。
本命に置いた1号艇がスタート展示で出遅れていれば、本番でも遅れる目を疑い、評価を落とします。
もうひとつは、周回展示でのターンの安定感です。
ターンで外へ流れたり、ばたついたりする艇は、機力が出ていないと読みます。
私自身、数字で上位に見えた艇でも、展示でターンが暴れていれば軸から外してきました。
数字が良くても、直前の気配が悪ければ買わない。
この最後のひと手間が、外したあとの後悔を確実に減らします。
舟券は3連単を絞って買うのがコツ
舟券の買い方のコツは、3連単を中心に置きつつ、買い目を絞ること。
競艇の舟券は種類が分かれ、当てやすさと配当のバランスが違います。
| 券種 | 当て方 | 的中率 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 3連単 | 1〜3着を着順通り | 約0.83%(1/120) | 配当が高い。少点数で当てると残しやすい |
| 3連複 | 1〜3着を順不同 | 約5%(1/20) | 当てやすいが配当は低め |
| 2連単 | 1〜2着を着順通り | 約3.33%(1/30) | 中間。買い目を絞りやすい |
| 単勝 | 1着のみ | 約16.67%(1/6) | 一番当てやすいが配当は低い |
的中率の目安は、いずれもBOAT RACE公式の舟券の種類による。
3連単は当てにくい代わりに、配当が高くつきやすい券種です。
少ない点数で仕留めれば、1回の的中で収支を残せます。
ただし、20点も30点も買えば、当たっても回収は追いつきません。
買い目点数と必要オッズは、いつもセットで考える。
3連単は4〜6点に絞る
買い始めの段階では、3連単を4〜6点に絞るのがおすすめです。
やり方はシンプル。
1着を1艇に決め、2着と3着の候補を数艇に絞ります。
たとえば1号艇を1着に固定し、2着と3着を2・3・4号艇から選べば、組み合わせは6点。
この、1着を固定して相手を選ぶ買い方を、フォーメーションと呼びます。
買う前に、点数×100円でいくら使うかを出し、必要オッズを先に確かめてください。
6点を1点100円で買えば600円なので、7倍以上の組み合わせが当たれば収支は残ります。
当たっても使った額を下回りそうなら、その買い目には手を出さない。
的中を優先したい日は3連複も使い分ける
3連単で当たりが遠いと感じる日は、3連複を混ぜる手もあります。
3連複は1着から3着を順不同で当てる券種で、的中率は3連単の約6倍。
そのぶん配当は低いので、大きく増やすより、当てる感覚を取り戻したい日に向いています。
使い分けの目安は、こう考えてください。
堅いレースで配当を取りにいくなら3連単、当てて流れをつかみたいなら3連複。
どちらを選んでも、買い目を絞るという基本だけは崩しません。
券種を増やすより、1レースの点数を抑えるほうが、収支には響きます。
的中率より回収率で考える
買い方で大事なのは、当てる回数ではなく、最後にいくら残るか。
的中率が高くても、買い目を広げて1点あたりの配当が下がれば、収支はマイナスへ沈みます。
軸になる考え方が期待値で、これは的中率とオッズをかけ合わせた値。
たとえば的中率5%でオッズ25倍なら、期待値は1.25。長く買えば残りやすい形です。
逆に、当たっても使った額を下回るトリガミの買い目には、手を出しません。
当てること自体が目的になると、点数が増え、回収率はみるみる落ちる。
たとえば、10倍前後を狙うレースで20点も買えば、当たっても配当が点数代に届かない。これが、当てているのに増えないトリガミの正体です。
コツコツ収支を残す資金管理と見送りのコツ
最後のコツは、お金の使い方を先に決めておくこと。
予想や買い方が同じでも、資金管理ができているかどうかで、最後に残る額は変わります。
負けが込む人の多くは、予想を外して崩れるわけではありません。
負けた分を取り返そうと、条件の悪いレースにまで手を伸ばした瞬間に崩れる。
ここを止められるか。これが、コツコツ残せる人とそうでない人の分かれ目です。
1日の上限と1点の金額を先に決める
舟券を買う前に、その日に使う上限を決めてください。
金額は、なくなっても生活に響かない余裕資金の範囲に。
そのうえで、1点あたりの金額を一定に保ちます。
当たった直後に金額を上げる、負けて一発で取り返そうと張り込む。これをやめるだけです。
決めた上限に届いたら、その日はもう買いません。
私自身、上限を守れた日ほど、月末に資金が残っていました。
勝っている日でも、上限を越えて深追いしないほうが、トータルでは多く残る。
上限という一線があるだけで、熱くなった日のいちばん危ない一張りを止められます。負けを取り返そうと財布へ手を伸ばす前に、その線が立ち止まらせてくれるからです。
買わない条件を決めておくと負け追いが止まる
買うレースを選ぶより先に、買わない条件を決めておく。これだけで負け追いが止まります。
次のどれかに当てはまるレースは、最初から見送り候補に置いてください。
- 軸にしたい艇が1艇に決まらない
- 本命にしたい艇の展示の気配が悪い
- 風や波が強く、荒れて展開が読みにくい
- 買い目が10点を超えそうになる
- 直前で「取り返したい」気持ちが強くなっている
特に最後の条件が曲者です。
取り返したい気持ちが出ているときは、出走表を読んでいるつもりでも、都合のいい材料ばかり拾ってしまいます。
そうやって買ったレースは、当たっても次に同じ買い方を再現できません。
買わない条件は、紙やスマホのメモに残しておく。当てはまったら、手を出さない。
たったこれだけで、1日の負け方はずいぶん変わります。
勝っている日のやめどきを先に決めておく
負けの上限と同じくらい大事なのが、勝っている日のやめどきです。
浮いているのに止められず、そのあとずるずる戻して終わる。
よくある負け方の典型でしょう。
「勝っているうちにやめておけば」と毎回悔やむなら、やめる条件も先に決めておきます。
その日の利益が決めた額に届いたら終わる、当たったレースの次は1回休む。こうしたルールで十分です。
利益を確定させるのも、立派なコツのひとつ。
勝ち逃げは格好悪いことではなく、コツコツ残す人ほど当たり前にやっている習慣です。
買った舟券を記録して当たり方を振り返る
もうひとつ、地味ですが効くコツがあります。
買った舟券を記録することです。
どの競艇場の何レースを、どんな根拠で、いくら買って、結果はどうだったか。
これをメモしておくと、自分がどんなレースで勝ち、どこで負けているかが見えてきます。
ところが多くの人は、当たった日は覚えていても、負けたレースの買い方を振り返らない。
見返すと、勝てるのはインが強い場の堅いレース、負けるのは荒れそうな場で広く買ったとき。そんなクセが浮かびます。
クセが見えれば、勝てるパターンだけを残し、負けるパターンは見送りへ回せる。
記録に専用ノートはいりません。スマホのメモ帳や表計算アプリで十分。
日付・競艇場・レース番号・買った理由・使った額・払戻金。この6つを残せば振り返れます。
最初は当てることより、この記録を1週間続けるのを目標にしてください。
自分の勝ちパターンが見えてくると、買うレースを選ぶ精度が一段上がります。
コツコツ収支を残すとは、この地道な繰り返しのことです。派手な必勝法を探すより、この習慣のほうがずっと効きます。
まとめ
競艇予想のコツは、結局のところ少数の勝ち筋に絞ること。
最後に、要点だけ整理します。
- 効くコツは「レース選び」「買い方」「資金管理」の3つに絞る
- 1コースが信頼できる当たりやすいレースだけを買う
- 予想は選手の級別とモーター2連率で軸を決め、展示で最後に確かめる
- 3連単は4〜6点に絞り、当たっても赤字になる買い目は買わない
- 1日の上限を先に決め、見送り条件に当てはまれば手を出さない
この5つを守るだけで、闇雲に賭けて減らす状態から、少額でもコツコツ残せる買い方へ変わっていきます。
今日から動くなら、次の順番で試してください。
- インが強い競艇場の企画レースを1つ選ぶ
- 1号艇のA1級とモーター2連率を確かめ、展示の気配を見る
- 3連単を4〜6点に絞り、決めた金額だけで買う
最初の数日は、勝つことより「決めた型を守れたか」を物差しにすると、買い方が安定します。
型が身についてくれば、当たったレースを再現でき、収支も少しずつ残り始めます。
一度に大きく勝とうとせず、当たりやすい型を淡々と続ける。遠回りに見えて、これがいちばんの近道です。




