街を賑わす動く看板

2008年8月21日 カテゴリー: 国内

街を賑わす動く看板

「こんにちは!」お客さんを笑顔で迎えるタコとマンボウの看板。

街を歩いていると、あらゆる場所であらゆる看板を目にする。スタンドタイプ、ぶら下げるタイプ、ネオンサイン、立体サイン…材質もデザインも本当に様々。しかし、中でも一際目を惹くのが「動く看板」。歩いていても、自転車に乗っていても、その奇妙な動きに目を奪われずにはいられない。そこで今日のPingMagでは、街にどのような動く看板があるのかを調べてみた。

作:リョウコ

大阪のくいだおれ人形

動く看板といって関西出身の私が最初に思い出したのは、やはり大阪名物の「くいだおれ太郎」。この人形は、様々な飲食店が集まったビル「くいだおれ」の店頭に置かれていた名物看板。しかし皆さんもすでにご存知のように、くいだおれは先月で約60年の歴史に幕を閉じ、この場所でくいだおれ太郎の姿を見ることは、もう出来なくなってしまった…。赤と白のストライプのド派手なチンドン屋の衣装を身にまとい、分厚い黒ぶち眼鏡をかけて太鼓を叩く愛すべきその姿に、一体どれほどの人々が明るい気持ちにさせられたことだろう…。現在は、DJとしても活動する太郎だが、最新情報では8月22日金曜日、都内で行われる「麻布十番納涼まつり」の国際バザールにて20:00から20:45までJ-WAVEの人気DJと一緒にDJプレイを披露するそう!太郎ファンの皆さんはお見逃しなく!

大阪名物くいだおれ人形こと、くいだおれ太郎の動画はこちらから!

同じく大阪のかに道楽

大阪といえばもう一つ、大きなハサミをゆっくりと動かす蟹…。そう、蟹料理専門店「かに道楽」の真っ赤な蟹も皆さんが知る動く看板のひとつ。ちなみにこの蟹は「時給800円のアルバイト店員が中で自転車を漕いで動かしている」という都市伝説もあるほど、有名な看板(動きが早くなると時給がアップするという噂も!)。大阪を訪ねる機会のある人は、かに道楽入り口の真上に設置されているこの蟹を、ぜひ一度じっくりと眺めてみて欲しい。

色鮮やかなかカニ!蟹の腕が動くようになっている。

ちなみに、こちらは屋上に設置されていたネオンタイプの看板。

あっ!光の色が変わった。

蟹の動く姿はこちらの東京・新宿店の看板で!残念なことに、新宿店の看板に気づく人は意外に少ない…。

歌舞伎町より、謎のアントニオ猪木

新宿区歌舞伎町で私達の知人によって発見されたのは、元プロレスラー、アントニオ猪木の看板。白いサングラスをかけ、お馴染みの赤いタオルを首からぶら下げたその姿は、まるでエルヴィス・プレスリーのようでもある。手に持った黄色い旗をゆっくりと広げ、「よってけ!」と妙な威圧感で通りがかりの人々を勧誘するその様には、正直なところ、一瞬腰が引けてしまうが、周りの看板より遥かに印象的であることは間違いない…。残念ながら、この看板が何の店のものであるかは不明なので、ご存知の方はご一報を!


アントニオ猪木の看板。(写真:ティム・ラダー

まずは笑顔でお出迎え。(写真:ティム・ラダー)

ゆっくりと旗を広げていくと…(写真:ティム・ラダー)

「よってけ!」…猪木の勧誘!ライトアップもナイス。(写真:ティム・ラダー)

本郷のパチンコ屋さん

文京区本郷のパチンコ店前に置かれていたのは、こちらの看板。おそらくパチンコ界のキャラクターであると思われる立体の侍を囲むように広告板が組み立てられ、それが回転するようになっている。ちなみに左は、名古屋に本社を置くパチンコ製造販売会社、SANYOの「大海物語スペシャル」の広告。残念ながらこちらの看板の動画もないので、代わりにビックリするほど良く出来た大海物語スペシャルのプロモビデオをご覧頂きたい…。


回転する侍の看板。

いかにも頭の切れそうな侍の表情。

下町の床屋さん

葛飾区金町にある理容店では、こちらのユニークな看板を発見した。サインポールと一体化しているのは、一見手作りかと思われる、ハサミとクシを握る理容師の木製看板。近くに寄って見てみると、ハサミを持った手が上下に動き、なぜか自分のアフロを勢い良くカットしている!理容師のサインポール・カラーのファッションもこれまたナイスで、下町ならではのどこか微笑ましい看板だ。

耳を切らないように…!散髪姿はこちらから!

電器店のタコ&マンボウ

ビニール素材のタコとマンボウの看板は、三軒茶屋と下北沢を結ぶ、茶沢通りにある電化製品店の入り口に置かれていたもの。まずは小さなタコが顔を覗かせ、次に大きなマンボウが姿を見せる。ムクムクと浮き沈みするタコとマンボウの動きは、まるで夏空に現れる入道雲のようで、鮮やかな色合いも夏らしさいっぱい!しかし、中は一体どのような仕掛けになっているのだろうか…?

愛くるしいマンボウの笑顔に誘われて、用もないのに店内へ…。動く様子はこちらでチェック!

電器店のジャックと豆の木

絵本のワンシーンが看板に!?先日、七夕まつりをお伝えしたばかりの阿佐ヶ谷パールセンターにある電器店「三輪無線」の入り口には、童話「ジャックと豆の木」の、ジャックが豆の木を切るシーンが描かれた看板が飾られていた。絵本では動くことのないジャックの腕が左右に動き、実際に斧を振っているところを見ると、ワクワクせずにはいられない!しかも、この看板はお店の人の手作りというから驚き!

童話「ジャックと豆の木」のワンシーンの看板。ジャックが懸命に木を切る姿はこちらから!

おまけ:リアルに動くカブトムシ

こちらも同じくパールセンターから。電器店の前に大々的に展示されていたのは、なんと巨大なカブトムシ!?直径1メートルにも及ぶ大きなカブトムシは、その外見も本物そっくりで、木の幹をゆっくりと移動したり、樹液を吸う姿も実にリアル…!電器店とカブトムシの繋がりは全く不明だが、虫好きの子供達だけでなく、大人達も驚くほどの出来映えであったことは確か!

直径1メートほどのスーパービッグなカブトムシ!誰もが釘づけになるほど本物そっくりの動きはこちらから。

ご協力して頂いた、フォトグラファーのティム・ラダーさん、お店の方々、ありがとうございました。皆さんも自分の街で面白い看板を発見してみて下さいね!

2 コメント

  1. タコ&マンボウは元住吉駅でも見れますよ

    Posted by: 匿名 @ 8月22日2008年

  2. [...] Read the original Japanese version at PingMag» « “Extremely Lost in Translation” Essay “Travels in the East” Book Review » [...]

    Posted by: Kevin Mcgue | “Commercial Craze: Moving Signs In Tokyo And Osaka” Translation @ 4月16日2010年

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