変化する建築:構築環境における持続性と人間性

2008年6月27日 カテゴリー: 建築, 環境・福祉デザイン

変化する建築:構築環境における持続性と人間性

最大限の持続性を考慮して自然保護区域の真中にあるスイスアルプスの氷河の隣に建てられた、スタジオ・モンテローザ/ETH スイスによる「ニュー・モンテローザ・ハット」。この建物は、自給自足で必要なエネルギーの90%以上を得ており、ソーラーパネルと太陽を追尾して動く渦巻状のガラスの帯からなるメタリックな外壁で内部にパッシブエネルギーを供給する。ゲシュタルテン出版の書籍「アーキテクチャー・オブ・チェンジ」より。 © Gestalten, 2008

ベルリンを拠点とするクリスティンとルカス・ファイライスの書籍、「アーキテクチャー・オブ・チェンジ(変化する建築):構築環境における持続性と人間性」は、あらゆる角度から建築を考えた大型本で、先進国における最先端の持続性や開発途上国の人道支援プロジェクト、ファンキーな実験的コンセプトに景観アートに複数の小論やインタビューなどの理論的根拠を添えた、奥深いコンピレーションとなっている。これが今後の私達の建築に対する取り組みのあり方となるのだろうか?PingMagでは著者の一人であるルカス・ファイライスさんに理論的なお話をうかがった。

作:ベレーナ
訳:山根夏実

都市部の環境汚染の最大の原因は建築物。だったら建築物自体が空気や太陽光、水を代謝する能力を持てる素材を開発するべきでは?ということで生まれたのが、このKOL / MAC, LCC アーキテクツのインバースアブレーン。この名称は「Invertible Building Membrane(可逆建築膜)」の略で、写真の細胞はそれぞれが異なる空気浄化作用を持っている。「アーキテクチャー・オブ・チェンジ」より。© Gestalten, 2008

まず始めに、この「変化する建築:構築環境における持続性と人間性」というタイトルが、お二人が様々な局面から、それも異なる分野にまたがった視点でこのテーマに取り組み、「持続性」、「人間性」そして「社会問題」について考えようとしていることを表していますが、これはもしかしたら建築の中でもまったく新しい一分野ということになるのでしょうか?


「エアツリー」の公園エリア。エコシステマ・ウルバーノが設計したエコブルバード。「アーキテクチャー・オブ・チェンジ」より。(写真:Emilio P. Doiztua)© Gestalten, 2008

実はこのタイトルに、すでに複数の要素が盛り込まれています。チェンジ(変化)はあるプロセスが進行していることを意味しますし、サステナビリティ(持続性)は、一般的にはあるものがそのまま維持されるという意味ですから、この題名には「変化と持続」という意図的な矛盾が含まれています。ですが変化と持続を同時に行うにはどうすればいいのか?それが私たちが発信したい問題なのです。

そして私たちがこのテーマにとってのもう一つの非常に重要な要素だと考えたのがヒューマニティ(人間性)で、この本は単なる環境や技術的なソリューションのみならず、人類全体について記したものなんです。私たちの観点から言えば、持続性、人間性、そして共同で住むという問題は、この議論の核心的なポイントであり、要約すべきものではないのです。それに加えて、この本は建築家がどのようなことをしているのかの概要も述べています。

もっと木を増やそう!ということで作られたのがこちら。エコシステマ・ウルバーノがスペインのヴァレスカに作ったこのエコブルバードには、太陽光発電で自給できるエネルギーだけを消費する「エアツリー」と命名された自給構造体で構成されている。「アーキテクチャー・オブ・チェンジ」より。(写真:Emilio P. Doiztua)© Gestalten, 2008

建築家に社会的な責任があるとおっしゃるっているのですね。同じような文脈で、ドイツ人評論家のヨアキム・フェストも著書で「我々がまず建物を作り、その後に建物が我々を作るのだ」と書いていますが、これも建築家がその建物に住むことになる人間について考えることの重要性を如実に表しています。またこの本の中で、国連の元事務局長クラウス・テプファーも、一般的に軽視されがちな「建築物の社会的影響」について述べていますよね。それについてはどうお考えですか?

建築は、私たちの日常生活の中でもっとも影響力の強い芸術の実践です。私たちは建物の中で眠り、食べ、飲み、一日の生活のほとんどを建物の中で過ごしますから、建築物は私たちの一部であるとも言えます。そしてクラウス・テプファーがインタビューで引き合いに出したヨアキム・フェストの引用は、「デザインが意識を定義する」というカール・マルクスの言葉をシンプルに把握したものです。私たちがどこに住み、どこで暮らすかは、私たちがどんな存在であるかに強い影響を及ぼす。ですので、こういった問題は、建築家にとって何よりも重要なのです。

建築は単なる住まいや保護施設以上の意味を持っていて、実際に人々が交流する社会的環境や都市空間、それに公共空間といったものを作るものでもあるのです。ですから建築は、社会的相互作用が機能するための触媒だと言えます。これは本当に大きなテーマで、独裁的建築から社会的関与まで、いくらでも話せてしまいますね…。

建築の一面としてのアート。パトリック・ドハティーの「ナ・ハレ・オ・ワイアウィ」、2003年。「アーキテクチャー・オブ・チェンジ」より。(写真:ポール・コダマ)© Gestalten, 2008

この本の冒頭は風景画を連想させる構成になっている。同じくパトリック・ドハティーの「アラウンド・ザ・コーナー」、2003年。「アーキテクチャー・オブ・チェンジ」より。(写真:ドイル・ディーン)© Gestalten, 2008

…東ドイツのプレハブ建造物、プラッテンバウのように、建築物で恐慌と孤立を作り出すこともできますしね…。ところで、本の冒頭ではパトリック・ドハティー(写真上)の見事なツリーハウスを含む風景芸術のような彫刻作品で始まりますが、これはどういうコンセプトなのでしょうか?

この本のイントロと最後はアートプロジェクトについてで、構築環境に対して自然全般と自然や自然環境を扱うこと、もしくは自然環境を構築環境にしていくことについて述べています。それで、その場所にすでにあるものを使って作品を作るアーティストや環境芸術家を探したのです。また冒頭の写真を見ていただければ、作品が徐々に建築の形に近付いていくのがわかると思いますが、私たちとしては単なる建築以上のひらめきを与えることがとても重要だったのです。

ポール・モーガン・アーキテクツの「ケープ・シャンク・ハウス」、オーストラリア。風の乱流を計算して調整された形とそれを囲む成長構造を持つ。また屋内の貯水タンクが通風によって空気を冷やすことで、ビクトリアの猛暑でも快適に過ごせる作りになっている。「アーキテクチャー・オブ・チェンジ」より。(写真:ピーター・ベネッツ)© Gestalten, 2008

それは確かに刺激的ですね!そこからはあらゆる種類の素晴らしい建築物が続きますが、実用性の面でもっとも効果的なものはどれだとお考えですか?

まずはもう少し全体的なところから入りましょうか。この本は持続的な建築や社会的慣行において、建築や建築家に何ができるのかの概観を紹介しています。ですから、採り上げた建築物は、経済的な面においては非常にシンプルで現代的な建物から、とても流線的でアバンギャルドなもの、小さな個人の家から校舎や高層ビル、政府の施設まで多岐に亘ります。ですからある特定の区分に限定されるものではないですし、この本自体が今なお研究中であったり、取り組みが行われているアイディアで成り立っているのです。

そのアイディアも、インテリジェント・ハウジングやアーキテクチュア・フォー・ヒューマニティによるオープン・アーキテクチャー・ネットワークのようなオープンソースのインターネット・プラットフォームから、川を浄化する方法やマドリッドのエコシステマ・ウルバーノエコブルバードのようなより都会的な取り組みまで、千差万別です。それでもいくつか選ばなければならないとしたら、ポール・モーガンがオーストラリアに建てたケープ・シャンク・ハウス(写真上)でしょうか。彼はオーストラリアでは深刻な水の問題を転換させて、水を建物のデザインに欠かせない要素として取り入れています。

オーストラリアにあるライオンズ・アーキテクツのDPIクィーンズクリフ・センターは、ビクトリア州の研究施設。環境に優しいデザインを取り入れたこの建物は、周辺の将来的な劣化の防止なども計算に入れて設計されている。「アーキテクチャー・オブ・チェンジ」の見開きより。(写真:ジョン・ゴリングス)© Gestalten, 2008

これは空気力学的に加えてエレガントな形ですね!DPIクィーンズクリフ・センター(写真上)もオーストラリアの建物だったと記憶していますが…。

そちらもきれいですよね、ライオンズ・アーキテクツの作品です。自然保護に取り組んでいる建築事務所で、この建物も海岸沿いの生物学研究所なんです。この場所の環境を維持すると同時に、とても魅力的な美的な様式を持っていると思います。それかこちらのカリフォルニアを拠点とするモーフォシスのサンフランシスコ連邦ビルを見てください。このサンフランシスコの中心地に位置する高層ビルは、アメリカの建築物の環境配慮基準、LEEDのランキングでゴールドを受けたものです。

これも持続的建築の難しい問題の一つなのですが、ヨーロッパの、それも特にドイツ、オーストリア、スイスの建築が通常の作業手順としているものも、アメリカでは革命的なことです。こちらで我々が過去10年間に行ってきた持続性に関する取り組みも、アメリカではまったく新しいこととして捉えられているのです。その良い例がこのモーフォシスの建物で、これは決して持続的デザインにおける飛躍ではないのですが、それでも模範となる対象となっているのです。

モーフォシスが設計したサンフランシスコ連邦ビル。日中は自然換気が内部の空気を入れ替え、夜間はコンピュータ・システムが窓を開けて室内に蓄積された熱気を放出して、涼しい夜気で内部のコンクリートの熱を冷ます仕組み。「アーキテクチャー・オブ・チェンジ」より。(写真:ニック)© Gestalten, 2008

モーフォシスが設計したサンフランシスコ連邦ビルからの眺め。11階ではアーティスト、ジェームズ・タレルによる光のインスタレーションも見られる。「アーキテクチャー・オブ・チェンジ」より。(写真:ローランド・ハルベ)© Gestalten, 2008

まったく新しいこと、として…?

まあ、もっと多くの人々やプリツカー賞の受賞者であるトム・メインのようなアート建築家が再建問題に関わるようになれば、建築シーンに大きな功績を残すでしょうね。それから、エコ的な機能が実際に美学になるという現象もあります。これまでは基本的にまず建物を作って、そこに屋根にソーラーパネルなどを載せたりすることでエコ的な特徴を付加していました。でも現在ではそれも変わりつつあって、まず環境的な機能がありきで、そこからフォルムや美観、デザインが生まれるようになってきています。今起こっているこれは、とてつもなく大きな前進です。

ロンドンのヨウメイヒーシー・アーキテクツが設計した、一見巨大な棚のようにも見えるOKOハウス。「アーキテクチャー・オブ・チェンジ」より。© Gestalten, 2008

こちらはOKOハウスの構造を分解したもの。OKOハウスは洗練されたモジュール方式を採用。有害な建材は一切使用せず、すべてが丈夫な木製。「アーキテクチャー・オブ・チェンジより」。© Gestalten, 2008

確かに。お二人のおっしゃるところの機能の美学ですね。これまでのお話にヨーロッパとアメリカは出てきましたが、アジアの建築家はいませんでしたよね。これはなぜなのでしょうか?

この本は構築環境における持続性と人間性を審査するズントベル・グループ・アワードがベースになっていて、五大陸からの応募はあったものの、アジアからのプロジェクトはほとんどなく、あっても残念ながら審査を通過しなかったんです。これは今後のフォローアップ企画の課題となるもので、アジア、それも特に多様なアプローチを誇る日本は集中的に採り上げていくつもりです。例えば、私は今10月発売予定の別の本の作業をしているのですが、そちらでは多くの日本のプロジェクトを紹介しています。ですから隈研吾から…どこまでと言えばいいかな?何しろ彼自身が日本の環境建築の重要なマイルストーンですからね!ちなみに、こちらの書籍は「ストライク・ア・ポーズ」という題名で、非常に濃密な建築的視点でエキセントリックな建物や素晴らしい空間の数々について語っています。印象的な色と力強いフォルムで、まるで建築のポップブックのような感じになる予定です。

最小限の構造に最大限の透過性。ドイツ人建築家ヴェルナー・ゾーベックの「H16」は、すべて再生可能資源で作られた無公害建築物。シュトゥットガルト、ドイツ。「アーキテクチャー・オブ・チェンジ」より。(写真:ズーイー・ブラウン)© Gestalten, 2008

北京の大学の敷地内にある、イタリアのマリオ・クチネッラ・アーキテクツが設計したSIEEBリサーチ・センターは、CO2排出を最低限に抑え、機能性とエネルギー効率を目標に作られている。「アーキテクチャー・オブ・チェンジ」の見開きより。(写真:ダニエレ・ドメニカリ)© Gestalten, 2008

日本はそういったプロジェクトのまさに宝庫だと思いますよ!(笑)ところで、昔ながらの建築の分野以上のものに踏み込むと、やはり学際的になりますよね。それに加えて、この本にはいくつかの非常に興味深い小論が掲載されています。その中で、アメリカの社会学者サスキア・サッセンは、都市が汚染される池にも似た、独立した生態系に類似しているかについて説明していますが、同時に「都市自体の再生と再建に必要な構造とエネルギー資源を使う能力は、都市そのものに備わっている」とも書いています。ということは、やはり今後の都市の問題は、都市開発戦略に懸かっているということなのでしょうか?


インゲンホーフェン建築事務所が設計したルフトハンザ航空センター内の緑の楽園、フランクフルト。「アーキテクチャー・オブ・チェンジ」より。(写真:H. G. ヘンシュ、ヘネフ)© Gestalten, 2008

良い指摘ですね。それこそが自然が破壊されやすく、私たちが今後どうにかして扱わなければならない独自の生態系であることに対向して、私たちが築き上げてきた構築環境への理解なのです。小論に関して言えば、それがこの本の三本の柱のうちの一つになっています。この三本の柱というのは、建築家の建物やそれに関係するプロジェクトが一つ。二つ目は芸術的なインスピレーションを提供し、アートがいかにこの問題を扱っているのかを模索するイントロとアウトロ。そして三つ目が小論です。小論は建築家以外にも、社会学者のサスキア・サッセンやこの分野における最大のNGOであるグローバル・グリーンの会長、マシュー・ピーターソンのものが掲載されています。それから国連の元事務局長クラウス・テプファーの小論では、社会的、経済的、政治的な視点から掘り下げて語っていますし、その他にはウィリアム・マックダナウやケン・ヤン、この分野の先駆者として何年も活動を続けてきた建築家たちが到達した、これからどういう結果にたどり着くかの結論、未来の視点が記されています。

本当に学際的ですね!ちなみに、ルカスさんは建築家ではなく、哲学や概念研究を勉強されたとおうかがいしたのですが…?

私の専攻はカルチュラル・スタディーズと比較宗教学で、三歳の頃から母の建築ギャラリーで育ちました。今回のこの本の編集も母と行っています。建築は常に身近な存在でしたが、本当に興味を持ったのは私が哲学を勉強し始めてからかなり経ったあとで、その時に建築や建設関係の話題にすべての意識を集中させるようになりました。建築は非常に中毒性の高いテーマで、一度手をつけてしまうと、あらゆる分野のあらゆる視点から取り組むことができるので、手を引くのが難しいのです。

インゲホーフェン建築事務所が設計したフランクフルトのルフトハンザ航空センターでは、すべてのオフィスが数ヶ所にある巨大なアトリウム庭園のいずれかに面しており、自然換気によってその空気が流れ込むようになっている。「アーキテクチャー・オブ・チェンジ」より。(写真:H. G. ヘンシュ、ヘネフ)© Gestalten, 2008

面白いですね!確かに、インターネットに掲載されていたルカスさんの「都市部のスラム構造」についての小論を拝見しましたが、そちらはポップカルチャー的な背景からアプローチされたものだったと記憶しています…。それでは、お母様との仕事はどんな感じでしたか?家族との共同作業というのは、決して楽ではないと思いますが。(笑)


アーキテクチャー・オブ・チェンジ」の表紙、ゲシュタルテンより発行。© Gestalten, 2008

そうですね、でも私たちは仲の良い家族で素晴らしいチームですよ!この本は、私が建築環境における持続性と人間性のツムトーベル・グループ・アワードのために行ったリサーチがベースになっていて、その賞の主催がベルリンにある私の母の建築ギャラリー、アイーデスだったのです。ですからこのプロジェクトの出発点は母とそのパートナー主導で、私がリサーチ担当でした。

そしてこの本でズントベル・アワードの受賞者を紹介していらっしゃるのですね。アーキテクチャー・オブ・チェンジで様々な論争に火を点けようとするのは勿論のことですが…。

私たちは問題を提起し、そこに至るまでの道を今も試している最中です。これは本当に深く大きなテーマなので、実際のところ質問にたどり着くことのほうが、正しい答えを見つけることよりも大切なのです!

本当に素晴らしいアプローチですね!ルカスさん、今日はお話をありがとうございました。「アーキテクチャー・オブ・チェンジ」の隣に、日本のすごい建築の数々が紹介される本が並ぶのを楽しみにしてます!

ランザローテの芸術的な灰!この本を締めくくる風景芸術作品の一つ である、ニールス・ウドの「ブルカン」、2002年。「アーキテクチャー・オブ・チェンジ」より。© Gestalten, 2008

31 コメント

  1. Great Source of information.

    Posted by: jump manual @ 5月27日2011年

  2. Awesome website. Keep up the good work.

    Posted by: Podcast Business @ 5月29日2011年

  3. A very resourcesfull page;great website.

    Posted by: ovulation calendar gender selection @ 5月30日2011年

  4. Great blog with interesting content. I have bookmarked and will return. Have a Great Day!

    Posted by: the diet | Isabel Los Rios @ 6月19日2011年

  5. I want to see the many development of this site.

    Posted by: Internet Strategy @ 6月25日2011年

  6. keep up the good work and ill tell my friends about this blog

    Posted by: Financial Advisor Marketing @ 7月7日2011年

  7. Your comments about the quake and resultant side show was on target. Thank you.

    Posted by: Affiliate Marketing Reviews @ 7月16日2011年

  8. What an interesting website that you’ve got! I like all of your articles! Keep up the good work :)

    Posted by: Inspirational women @ 7月17日2011年

  9. If u like soccer visit us!!!!!!!!!!!!!

    Posted by: Soccer @ 7月19日2011年

  10. Let’s face it, These comments about Ladies favoring pologamy is getting out of hand.

    Posted by: Affiliate Marketing Reviews @ 7月22日2011年

  11. gel baba buraya

    Posted by: goruntulu sohbet @ 7月22日2011年

  12. im am really fascinated by the response of this blog.

    Posted by: united health insurance florida @ 8月10日2011年

  13. I am a big fan of forex and finance so I find this topic very interesting. I always like to undertsand a new way of looking at it. Thanks for the information.

    Posted by: Marketing Strategy Template @ 8月16日2011年

  14. I am a giant fan of foreign exchange and finance so I find this topic very interesting. I always like to undertsand a brand new method of looking at it. Thanks for the information.

    Posted by: Skinny Guy Muscle @ 8月21日2011年

  15. Hi, I like your website. I’m currently looking for golf supplies in the UK & USA.

    Posted by: golf supplies @ 8月24日2011年

  16. Enjoy this site very much. Chess training is ongoing; individual play, individual coaching, clubs, tournys, computers, so many opportunities for improved play. What do you think?

    Posted by: pc chess games @ 9月2日2011年

  17. Interesting information. I am interested in the matter so I used to be comfortable to return throughout this article.

    Posted by: Health Natural Products Database @ 9月9日2011年

  18. Text Message or Mobile Marketing is the future

    Posted by: SMS Text Message Marketing @ 10月27日2011年

  19. One of the informative article I have ever seen. Thanks for the update.

    Posted by: awesome recipes @ 12月12日2011年

  20. smacktom.com provides premium accessories for cell phones with free shipping

    Posted by: batteries @ 12月13日2011年

  21. Find here the best, the Top Recreation and Home Business: the best services, free and paid programs, best recreation websites, best shopping and marketplace, traffic and marketing free websites.

    Posted by: Recreation and Business @ 1月12日2012年

  22. Безплатни обяви в Facebook, сайт за обяви вестник за обяви добави обяви, София, Пловдив, Варна.

    Posted by: Безплатни обяви @ 1月13日2012年

  23. An Ihrem wichtigsten und wunderschönsten Tag begleiten wir Sie als Videografen Team und produzieren ein hochwertiges Hochzeitsvideo

    Posted by: Carsten @ 1月18日2012年

  24. This piece of information is a gem for me, very helpful, really a great piece of writing, thanks for the effort made, really impressed.

    Posted by: Temple Jewellery @ 1月23日2012年

  25. Very Nice Website you have, from where did you got it made? kindly tell me the developer you hired.

    Posted by: Marriage Palaces @ 1月28日2012年

  26. ηλεκτρονικο τσιγαρο

    Posted by: ηλεκτρονικο τσιγαρο @ 2月7日2012年

  27. Magnificent beat ! I wish to apprentice while you amend your website, how can i subscribe for a blog website? The account helped me a acceptable deal. I had been a little bit acquainted of this your broadcast provided bright clear concept

    Posted by: Juliane Honea @ 3月1日2012年

  28. Its like you read my mind! You appear to know a lot about this, like you wrote the book in it or something. I think that you could do with some pics to drive the message home a bit, but instead of that, this is excellent blog. A fantastic read. I will certainly be back.

    Posted by: Rosy Lomay @ 3月1日2012年

  29. thanks for usefull site

    Posted by: ηλεκτρονικο τριγαρο @ 3月13日2012年

  30. 変化する建築:構築環境における持続性と人間性 good post1359

    Posted by: air multiplier @ 4月21日2012年

  31. Wow, how come it took me almost 4 years to find your website, I have been looking for something like this online for the pass four years,

    Posted by: Catch your spouse cheating @ 4月25日2012年

  • Share and Enjoy:
  • del.icio.us
  • digg
  • Fark
  • NewsVine
  • RawSugar
  • Reddit
  • YahooMyWeb
以前の記事