
ピンク、イエロー、ブルー、グリーン!眩しいほどの蛍光色に塗られたアクセサリーのようなこの小魚達は、釣り人ならお馴染みのルアー。ただでさえ興味をそそられる色使いだが、よく見てみると、ユニークなフォルムや細かな模様など、実に精巧に作られている。今日は、デザイン雑誌にはあまり取り上げられることのない、ルアーについて触れてみたいと思います!
作:リョウコ
PingMagが訪れたのは、東京・蒲田の釣り道具店プロショップ・バスメイト。今回お話を聞かせて下さるのはお店のオーナー、徳永兼三さん。最初にルアーとは何かを簡単に説明して頂いた。
「ルアーというのは、プラスチックや金属などで作られた“疑似餌”のことで、このルアーで行われる釣りをルアーフィッシングと呼びます。元々ルアーは英語で“誘惑する”という意味もあるんですよ。このルアーをどのように動かすか、どのルアーを選ぶのかで、釣れる釣れないが決まってくる。そんなゲーム感覚のような釣りなので、ゲームフィッシングとも呼ばれています。」

ルアーには、対象となる魚やそれぞれのシチュエーションに合わせたものなど色々な種類がある。例えば、水深250〜260mの所に住むカンパチやブリ、イソマグロには、金属などの重い素材で作られた「ジグ」が使われている。下のタコのようなルアーは「タイラバ」という真鯛用で、元々は漁師がこのような形の疑似餌で鯛を釣っていたそう。

タイラバで真鯛が釣れる!

ギラリと光るリアルな目…。

重さも色々。

夜光のジグもある。
エビをイメージした「餌木(えぎ)」も同じく、元々は漁師がイカを釣るのに用いていた漁具を真似て作られたものらしい。この他にもザリガニ、カエル、セミなどをイメージしたものもある。


ザリガニをイメージして作られたルアー。お腹のヒレは、ザリガニの足なのだとか。

ユニークな形のルアー。


後ろ姿。藻が引っかからないよう工夫して付けられた足。ちぎれても取り替えが出来る!

胴体は空洞。ここに魚が噛み付いたら、針が引っかかる仕掛けになっている。
それにしても、魚達は本当にこのルアーの色鮮やかさに惹き付けられているのだろうか?
「人間から見た色・形が魚にも同じように見えているとは限らないんです。魚には色彩感覚があるらしく、派手な色はこれまでの研究をベースに選ばれているんですよ。ただ単に奇抜な色・形などにして、面白みだけで作ったとしたら、それは結果に結びつきません。常に“魚”が絶対条件にあって、そこから結果が生まれるんです。」(徳永さん)



光輝くゴールド。

眩しいオールピンク。

こちらはグリーンラメ!
徳永さんは、釣る前に色々と想像してルアーを選ぶことの楽しさについても語ってくれた。
「どんな魚が釣れるのかを想像し、自分のなかに夢を描くんです。魚釣りが面白いのは、いつも思い通りにいかないから。たとえ上達したとしても、全く釣れない時は絶対にあるんですよ。常に自然が相手なので、100%上手くいくことはなく、際限がないからずっと挑戦し続けるんです。」


このお店のオリジナルカラーが塗られたルアー。

蜘蛛の絵柄が施されている。


ピンクのタコ?

上のルアーはアメリカ製で下は日本製。日本製は海外製と比べ、かなり精巧にできているらしい。
最後に、釣りをこよなく愛する徳永さんに釣りの魅力を語って頂いた。
「ピーンと張り詰めた糸を指す“タイトライン”という言葉があるのですが、水面を通して一本の糸が水の中と繋がった時、その糸が全ての情報源となります。水の中の揺れや魚の動き、呼吸など水中の世界が糸から全て伝わって来るんです。ある意味それは、自然と繋がっているということ。このタイトラインの世界が僕はたまらなく好きなんですよ(笑)。皆さんも気軽にできる遊びですので、ぜひ挑戦してみて下さい。うちの店ではボートで東京湾のシーバスガイドなども行っているので、詳しくはお店のホームページをご覧下さい!」

左から徳永兼三さんと店長の池貝雅俊さん。

大きな魚(!)を釣った徳永さん。
徳永さん、店長さん、ご協力して下さってありがとうございました!皆さんもぜひ釣りにチャレンジしてみて下さい!
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リョウコさんのレポートはいつも面白い!動物に優しい動物園の柵とか、サファリパークや自然公園の動物用道路とかの特集もしてください。
Posted by: Yako @ 4月13日2008年
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Posted by: Kevin Mcgue | “Fishing Lures For Artful Angling” Translation @ 4月17日2010年