年末年始スペシャル#2:ピープショー

2008年1月2日 カテゴリー: イラストレーション, インターナショナル, グラフィック

年末年始スペシャル#2:ピープショー

新年を迎えたPingMagのように…強く、そしてワイルドに!ピープショーのメンバー、エリオット・トバーンによるイラストレーション「ザ・レスリング」。

親愛なるPingMag読者の皆様、明けましておめでとうございます!!2008年の最初のゲストは、ロンドン東部を拠点に活動するピープショー。12人のメンバーからなるピープショーは、以前までイラストレーター・コレクティブとして知られていたが、現在ではイラストという枠を超え、様々な分野で活躍する今最も注目すべきグループのひとつとなった。今日は、遥々ロンドンからPingMagオフィスに遊びにやって来たピープショーのエリオット・トバーンさんに、彼らの活動について語ってもらった。

作:チエミ

まずは自己紹介とピープショーについてを簡単に教えて頂けますか?

ピープショーのエリオット・トバーンです。ピープショーという名前は、以前のウェブサイトでメンバーの作品をほんの少しだけ”覗き見る”ことができるというアイディアに由来しています。

現在所属しているメンバーは、スペンサー・ウィルソン、ルーシー・バイグラス、ルーク・ベスト、ジェニー・バウアーズ、マイルス・ドノバン、クリシー・マクドナルド、ピート・メラー、マリー・オコナー、アンドリュー・ラエ、ケイト・ロジャース、アレックス・ベック、そして僕を合わせた12人で、この多彩な顔ぶれは、ピープショーのバラエティに富んだ作品の数々へと導いてくれています。元々はイラストレーターのグループとして活動し始めた僕達ですが、今ではアート・ディレクション、デザイン・コンサルタント、映像制作、ファッションやセット・デザイン、ミックスメディア・インスタレーションなど、様々なものを手がけるようになりました。

ファッション・ブランド「Howies」のカタログ用に描かれたジェニー・バウアーズの作品「足」。

僕達のスタジオはロンドン東部のショーディッチ・ハイ・ストリートの近くに位置しています。設立してからの7年以上もの間、ブリティッシュ・エアウェイズEVISUリーバイスMTVナイキオレンジトヨタなど様々なクライアントと仕事をしながら、イギリスのクリエイティブ・シーンに影響を与え続けてきたと思っています。

こちらは、ちょっとコミカルなアンドリュー・ラエの作品。ニューヨーク観光局用のポスター。

ピープショーの創始者の一人でもある、スペンサー・ウィルソンによる作品「Kid Acne」。

仕事の依頼があった場合は、どのようにして12人のメンバーの中から担当者を決めるのですか?

僕達は非常に民主主義的な方法をとっていて、誰がどのプロジェクトを担当するかは、スケジュールと技術面を考慮しながら判断します。ただ、イラストレーションの依頼に関しては、クライアントが初めから気に入っているクリエイターを選ぶ場合が多いですね。僕達は複数のスタイルを混ぜ合わせることでも知られているのですが、仕事の進め方や考え方を融合させることがピープショーの創造性を導いているのだと思います。メンバー全員が常に進化しながら、お互いを刺激し合っているんですよ。

第二のリリー・アレンとも呼ばれるケイト・ナッシュのアルバム用アートワークは、クリシー・マクドナルドによる作品。

オブザーバー・ミュージック・マンスリー」用に描かれたマイルス・ドノバンの作品。

ピープショーの仕事に対するモットーとは?

ピープショーは、12の頭脳、24の目、そして120本の指の強さを持っている。

ルーシー・バイグラス「セレブレーション」は、世界中から選りすぐられたイラストレーターを紹介する書籍「ザ・ピクチャー・ブック」に掲載された作品。

ルーク・ベストの作品は、ビクトリア&アルバート美術館(V&A)の150周年を記念して描かれた作品。

マリー・オコナーからは、展覧会用の作品。

レッド・ビー・メディアの為の30秒間のアニメーション「Cビービーズ・プロモタイメンツ」。

2007年はピープショーにとってどのような年でしたか?

2007年は、とてもエキサイティングな年でした。新しいスタジオ、新しいメンバー、沢山の展示会、沢山の仕事に、ピープショーのオンライン・ショップ「Peepshop」の開店。つい最近も雑誌「クリエイティブ・レビュー」のハンドブックのイラストを手がけ、チェサピークのアニメーションに至っては現在進行中です。その他にも、今現在ロンドンのコンクリート・ハーミット・ギャラリーで展覧会を開催中です。

毎年7月にロンドンのV&Aで開催される「ビレッジ・フェイト」は、若いクリエイターと一般市民がコミュニケート出来るお祭り形式のイベント。昨年、そこに出店したピープショーの出し物は、「野菜を使って人を作ってみよう!」というもの。

野菜で作られた…エリザベス女王!カリフラワーのヘアスタイルが絶妙!

2008年の抱負は?

ショップとクライアントの幅を拡大したいですね。海外のクライアントとの仕事も積極的に行っていきたいです。12の頭脳、24の目、そして120本の指があるので、皆さんにご提供できるものも沢山あると自負しています。クライアントの幅の広さとメンバー同士の密接な仕事関係をキープすることが、来年も僕達自身をよりハッピーにしてくれると信じています。

エリオットさん、素敵な作品とお土産の美味しいファッジを有難うございました!2008年もピープショーにとってエキサイティングな1年になることを祈っています!

3 コメント

  1. ピープショー大好き!もっと彼らの作品が日本で見たいですね。

    Posted by: Puppy's eyes @ 1月4日2008年

  2. わくわくするアイデアですね
    パーツを組みかえて、オリジナルデザインがつくれたらもっとワクワクできるな~

    Posted by: 山本 @ 3月22日2011年

  3. 年末年始スペシャル#2:ピープショー good post1271

    Posted by: air multiplier @ 4月21日2012年

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