
夏休みもド真ん中!PingMagのオフィスがある原宿駅前は、世界各国、全国各地からの観光客の皆さんとJ-POPな広告トラックで毎日がお祭り騒ぎのようだ。しかし、そこでふと湧いた疑問は「東京を訪れる人は、一体お土産に何を買うのか?」。外国からのお客様なら東急ハンズやドン・キホーテで見つけたおかしな雑貨、国内の方なら空港や駅で買う「東京ばな奈」に「ごまたまご」といったところ?しかし、東京くんだりまで来たからには、ちょっと気の利いたお土産を買って帰りたいはず!という訳で、本日は夏休みに東京を訪れる皆さんの為に「通が買う東京みやげ」をご紹介します!
作:チエミ

1. 渋谷と言えば、忠犬ハチ公
東京を訪れる観光客の殆どが立ち寄りたがる街、それは間違いなく「渋谷」だろう。Qフロントをはじめとする大型スクリーンに囲まれた駅前のスクランブル交差点の様子は、外国映画でも使われるほど、東京を象徴する代表的なスポットとして知られている。そして、そのすぐ近くにあるご存知「ハチ公」の銅像の周りは、常に待ち合わせの人達でごった返している。そう、東京と言えば渋谷、渋谷と言えばハチ公なのだ。そんなハチ公をぜひお土産にと思う人は多いかもしれない。しかし、以前渋谷駅に存在したハチ公ショップは閉店しまい、一体今はどこでハチ公関連商品が買えるのだろう…??
道玄坂から神泉方面に歩いてゆく途中の郵便局の手前にある「仁科屋」は、「ハチ公サブレ」の製造販売をする会社。但し、直営店はないので、事前に電話をして購入の意思を告げ、その事務所の前で担当の方が品物を持って出て来るのを待つという、なんとも不思議な方法で購入しなければならない!しかしその甲斐あって、届けられたハチ公サブレは、なんとこんなに愛らしい…。

ハチ公サブレなるものがあるのなら、他にもまだハチ公関連の物があるに違いない!そう思った私達は、早速調査を開始。すると、こんな物が…!

東京メトロ・千代田線の代々木公園駅から歩くこと約10分。渋谷区富ヶ谷の住宅地の中に建つ「津の国屋酒店」では、ブルドッグ・ソースならぬ、「ハチ公ソース」なるものが販売されている。お店のおばさんに聞いた所によると、なんでもこのソースは太平洋戦争の頃からずっと作られているのだとか!味は、中濃、フルーツ、ウスターの3種類。トンカツやサラダ、焼きそばなど、用途に合わせてお選び頂きたい。
ちなみに、この2点は渋谷のハチ公を背にして道玄坂へ向かう左側の角にある「Likes」というビルの1階のタバコ屋さんでも販売されているので、渋谷観光の最後に立ち寄ってみてはいかがだろう?
2. 話題のスポットで見つけたオシャレなお土産
今話題のスポットと言えば、六本木にある新国立美術館。そして、その美術館の地下に、Ciboneがプロデュースする「スーベニアフロムトーキョー」というオシャレお土産屋さんがあるのはご存知だろうか?短い時間に手っ取り早くオシャレ土産を手に入れたいという人には、スーベニアフロムトーキョーより、こんな商品はいかがだろう?
株式会社コトより販売されている「パイプロイド」は、対象年齢15歳以上のパイプ式ペーパークラフト。ハサミで切って、自分で組み立てるというその制作過程は、小学生の頃の夏休みの宿題を彷彿させ、あなたをノスタルジックな気持ちにさせる…。

海外から東京を訪れる皆さんの中には、日本の伝統的な遊びに興味のある人も多いはず。「折り紙をもっとPOPに!」というテーマでグラフィック折り紙を作るcochae(コチャエ)による、「古典シリーズ・フクスケ」と同じく「古典シリーズ・ツル」は、そんな海外からのお客様にもってこいのポップな折り紙。折っていくうちにどんどんその姿が出来上がってゆく様子は、もちろん日本人の私達でも十分に楽しめる!


2006年にリニューアルオープンされたパリのルーブル装飾美術館で永久コレクションとして所蔵された「CARPENTER BLOCK mini」は、実は大阪に拠点を置くデザイン会社SOZによる小さなブロックのシリーズ。こちらの「Little House:いえ」は、赤と緑と白の6ピースのブロックのセットだが、沢山集めて組み合わせを変えれば、色々な物に早変わりする。そう、つまりこのブロックは、あなたのアイディア次第でどんな形にでもなるってこと!


アイディア次第でこんなオブジェや…
昨年のデザイナーズ・ウィークのレポートでも取り上げたプロダクトブランド、D-BROSのフラワーベース「Hope Forever Blossoming」は、ビニール製のコンパクトな花瓶。詰め替え用シャンプーのパッケージの仕組みを元に作られたこの商品は、袋状になっているビニールの口を開いて水を注ぐだけで、カワイイ花瓶になってしまう!しかも、嬉しいのは2色1セットになっているところ。花の色に合わせて花瓶の色も選べるなんて、なかなか気が利いたアイディアだ。

3. 幻の東京みやげ
様々な東京みやげの中でも「まぼろし」と呼ばれるものがある。日本橋にあるときわ総合サービス株式会社で製造される日本の紙幣や貨幣に関連したお菓子は、以前は財務省の売店でのみ売られている東京土産として噂になっていた。しかし、テロ対策で一般人が財務省の敷地内に入ることはできない現在は、直接こちらの会社や新宿の東急ハンズなどで購入できる。ちなみに、ときわ総合サービスさんは日銀通りに面しているため、他にも様々な驚きの日本円グッズを作っている。


4. 国際化する東京を象徴するおみやげ
マトリョーシカと言えば、中からドンドンひと回り小さなお人形が出て来るロシア土産の定番。しかし、ここで紹介するのは、日本でデザインされ、ロシアのお婆ちゃん達によって愛情を込めて作られている「トーキョーマトリョーシカ」。そう、実はこの5姉妹はロシアと日本のハーフという設定なのだ。髪の毛や目が黒いのは、もちろん日本人を意識してのこと。彼女達は全員、自分の大好きな品々(ホルガ、マトリョーシカ、クマのぬいぐるみ、ひつじ、お花)を手にしていて、底の部分にはこのマトリョーシカを作ったお婆ちゃんのサインも入っている。


5. 東京らしいキュートでポップなおみやげ
海外から来た人の多くは東京という街に対して、とても「キュート」で「ポップ」な印象を抱いているだろう。そして、そんな東京を象徴する街は、間違いなく原宿だ。個性的なファッションに身を包んだ若者達で溢れるこの街で、おみやげを買うとしたら?
デザイナーのワカマツタダアキ氏が始めた「Q-pot.」は、今でこそ日本のあちこちで購入可能だが、実は2004年に原宿の小さなショップからスタートしたアクセサリーブランド。カラフルなスィーツをモチーフにした可愛いアクセサリーの数々には、「身に着ける人にも、それを見る人にも、楽しくなって会話が生まれ、笑顔が生まれて欲しい」という願いが込められているのだそう。現在の人気シリーズは、アイス、ショコラ、マカロンなど。旅行から帰った後も、見ているだけで楽しい思い出が蘇ることは間違いない!


6. 東京の下町みやげ
東京都の東側に位置する荒川区と中心部の新宿区を結ぶ都電荒川線は、現在では非常に珍しい路面電車のひとつ。下町を走るその飾らない電車の形は、今でも多くの人を魅了している。そんな都電荒川線の停留所の一つ、ちょうど路線の中間地点である「梶原」近くに位置する都電もなか本舗・明美製菓では、知る人ぞ知る「都電もなか」を製造販売している。都電をイメージしたパッケージに入っている最中は、もちろん電車の形をしていて、その中には粒餡がこれでもかという程詰まっている。1個130円で販売されているが、10個入りは荒川車庫をデザインした箱入りで、また、14個入り以上購入するとスゴロク付きの外箱が付いてくる!

今日は10種類の東京みやげをご紹介しました。この夏休みに東京に遊びに来られる方はぜひ参考にしてみて下さいね。それからもちろん、暑さ対策も忘れずに!
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