コンビニの販促グッズTOP 5

2007年5月23日 カテゴリー: プロダクト, 国内

コンビニの販促グッズTOP 5

花にキラキラの飾り、そしてビール。これらの共通点って一体なんだろう?

ピカピカ光る飾りは、クリスマスの準備のため??…実は、これはただの熱烈なお祝い。それも、単なる新製品の。おそらく世界中で最も消費者が狂奔する街・東京では、何もかもがショッピングを中心に回っている。なんて言うと聞こえは良くないけれど、意外や意外!一度受け入れてしまえば、最終的にはそれを楽しんでいる自分に気付くはず!そこで、本日はコンビニに焦点を当て、新製品の販促グッズの思わぬ効果について探ってみよう。ちなみに、日本ではコンビニエンス(便利さ)が何よりも大事。以前にPingMagでもお伝えしたように、お花見のような砕けた屋外の席でさえ万全の準備をしていく日本人なのだから、それもまた自然な流れなのかもしれない。そんな訳で、毎夜鳴き出す腹の虫を満足させるだけに留まらず、文具、レインコート、ハローキティのグッズから紙おむつまで何でも揃う、年中無休のコンビニに目を向けてみよう。

作:ベレーナ
訳:山根夏実

1. 緑の子犬に注目!

こちらは、原宿の竹下通りにあるファミリーマートから。飼い主が「よし」というまで、ワッフルを食べるのを我慢している様子のワンちゃん。

仮に新商品、例えば抹茶風味のワッフルがあったとして、その商品のファミリーマートへの進出を緑の子犬で宣伝するのはどこまでも理に適っていると思わない?原宿周辺のおかしな世界は、私にとっての地獄であり十代にとっての天国だけれども、そこではこれが確かに完璧に理に適っている!そしてこの猛烈に可愛い子犬には、よく見ると昔懐かしい唐草のクッションにお茶道具までついている。今のところこのキャラクターの名前が分からないのがとても残念。そして残された疑問は、このワッフルは、苔のような深みと落ち着きのある濃い緑ではなく、抹茶のような浅い緑色をしており、犬もお揃いの同じ色!お茶とワッフルを楽しみながら、これについて瞑想してみてはいかがだろう?

2. 言葉よりも雄弁

ニューデイズのドリンク・コーナは花のデコレーションが施されている。

セブンイレブンに飾られた妙に淋しそうな花瓶…。

こちらはサンクスで見かけた、母の日用の飾り物。

セブンイレブンの店内で物思いに耽りながらお酒の冷蔵庫を目指して通路を歩いていると、鮮やかなすみれ色の花が生けられた花瓶が二日酔いに効く栄養ドリンクの棚の上に置いてあるのに遭遇する。おかしいと感じるかもしれないが、それがそうでもない。周囲を見回せば、コンビニの店内のそこかしこに花が置かれていることに気付くはず。

事実、お店に足を踏み入れてこういった個性的なスナック菓子に手を伸ばそうとすると、すぐ隣に花瓶が置いてあるのに気付くことは少なくない。ほぼ確実に造花ではあるものの、この花を飾る店の意図はどこにあるのか、疑問に思う方も多いのではないだろうか。この花は誰が置いたのか?個人の花壇を道路にまで浸食させてしまうような気の良いおばあさんなら、道端から摘み取ってきた花が生けてあってもおかしくはないけれど、特にそんな人がいるようにも見えない。それでも、花は人の笑顔を引き出すもの。もし精神で行う会話が体験できるものなら、色彩が脳を良い意味で刺激して、単に嗅覚や視覚を刺激する以上の感覚をもたらすものだと分かるはず。造花のバラや桜、ナデシコがペットボトルのお茶にそっと添えられているだけで、本当に素敵になるのだ。…でもちょっと待った!今月は母の日も過ぎたばかりだった!


ファミリーマートの冷蔵用の棚に飾られた青々とした植物。

偽物のブドウを飾るのは、享楽主義の証拠か!同じくファミリーマートより。

3.ゴテゴテしい?人はそれを発売記念と呼ぶ!

セブンイレブンの棚に、新商品のビールが他の商品と同じような黄金色の缶に入って登場したとしよう。どこかの誰かが「でっかい缶の周りにいっぱい新商品を並べて、黄金色の飾りと花輪で盛大なパーティーをする最高の機会だ」と思い立ったに違いない。キラキラの飾り。もうクリスマス?という感じだけれど、別のコンビニでは店員が缶をピラミッド状に積み上げるという難題に立ち向かっていた。とは言え、写真からも分かるように、ピラミッドは予定のサイズには到達できなかったようだ。何にしろ、この物体は花火を打ち上げて祝う新年のパーティーのように見えないこともない。夜更けに辿る家路でも、これにぶち当たること間違いなし。絶対に見逃しようがないだろう。


こちらはセブンイレブンにの驚きのディスプレイ。夏だけど、メリー・クリスマス!

こちらはファミリーマートの沢山積み上げられたビール缶の山。帰り道、足下には十分気をつけて!!

4. ワイン通にはより臨場感を!


セブンイレブンではドイツ・ワインが樽と共に置かれている…

なるほど…ワインを嗜むにはワイングラスが必要だものね。ファミリマートより。

自宅でレンジに入れるだけのお弁当やお惣菜に溢れるコンビニは、必ずしも健康に良いオーガニックフードを探すのに最適な場所とは言えないだろう。ところが、日本では本場の味が特に好まれる傾向にある。消費者は実に選り好みが激しく、まず偽物には手を出さない。だからライン川周辺で醸造されたドイツワインが欲しければ、近所のセブンイレブンでも確実に手に入れることができる。そしてこの特別なワインを紹介するためには、それがどこから来たものかまで(この場合はもちろんワイン樽なのだけれど)コンビニの狭い棚にきっちりと置かれている光景を目にすることができる。まあ、置いてあることが悪いわけではないけれど…プラスチック製のブドウにワイングラスや蔦の蔓までが添えられていなくてはいけないものらしい。なんて素敵!

5. 装飾の意外な効果

アイスコーヒーの棚に付けられたユニークな装飾品。

もう一度アイスコーヒーの並ぶ冷蔵庫に戻ってみると、何かがぐっと目を引き付ける。既に花が飾ってあるのはご紹介したけれども、この黒い装飾品はどこから来たのだろう?なんか可愛い!プラスチック製の波模様のオーナメント。やっぱり可愛い。しかもこれも日本の伝統的な模様で、先ほどの犬の人形が座っていたクッションの柄とそっくり同じもの。遊び心が実に良い感じ!

追記


プレッセでは塩がバスケットの中に置かれている!

本日お届けしたのは、コンビニの棚を飾るごく一部の例だけれども、本物のスーパーマーケットはこんなものでは済まされない!参考までに、プレッセなどの高級食品店がどのようにして消費者ケアを行っているのかの例を挙げてみよう。前述のお花見をより一層楽しむために、ここではバイエルンのアルプスで作られたバートライヒェンハルのアルペンザルツをおすすめしている。ご覧のように、この塩は素敵なピクニック・ボックスに入れられて、パエリア商品の宣伝に置かれたバスケット一杯のプラスチック製野菜と一緒に展示されている。

こちらもプレッセに飾られていた、フライパンと一緒に置かれたパエリアのパッケージ。野菜が入ったバスケットも良いエッセンスになっているけど、野菜にバーコードは必要なのだろうか?

これぞ本当の消費者文化の頂点。勿論、それが好きでなくても構わないのだけれど、少なくとも緑の子犬には笑いを誘われた方もいたのではないかしら?

3 コメント

  1. 始めまして。いつもpingmag楽しく読んでいます。
    緑の子犬は「お茶犬」ですよ。
    「お~いお茶」のおまけになったキャラクターで、かなり有名です。

    Posted by: pottiri12 @ 5月24日2007年

  2. ニューウェイズのリンクが違いますよっ

    Posted by: aa @ 5月25日2007年

  3. リンクどころか名前も間違えていました。
    失礼致しました。

    お茶犬情報も有難うございます。

    お茶犬のホームページ
    http://www.ocha-ken.com/pc_top.html

    Posted by: chiemi @ 5月25日2007年

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