アフロコーヒー:コーヒー文化革命

2007年4月25日 カテゴリー: インターナショナル, ファッション, 民芸・工芸

アフロコーヒー:コーヒー文化革命

カラフルなパッケージ!ケープタウンのアフロコーヒーは、アフリカン・スピリットに乗っ取り、自分たちの店を多くの企業に広めている。

最初はコーヒーを出す普通のカフェだった。しかし、南アフリカのケープタウンにあるアフロコーヒーは、そこから更に一歩進んで、今では飲物に関連したお洒落な商品のデザインも手掛けている。自社のコーヒーのパッケージをオシャレにしただけでなく、店内の全てのインテリアもデザインし、最終的なその品揃えは、独自の紅茶ブランドや布地、そしてアフリカ魂に満ちたとってもキュートなバッグなどのファッションの分野にまで及んでいる。今回、PingMagでは、そんなアフロコーヒーのスタッフにお話を伺ってきた。

作:ウレシカ、ベレーナ
訳:山根夏実


アフロコーヒーのユニークなアフロ紅茶の容器。一缶75g入り。

レザーと布で作られたアフロコーヒーの鞄「アフロ・サック・バッグ」

まず始めに、アフロコーヒーのスタッフはどういった方々なのでしょうか?

メンバーは私、グラント・ラシュメアと、このブランドを創るに当たって協力と手伝いをしてくれたオーストリア人の共同経営者が2人で、今後は世界に進出することも視野に入れています。デザインとブランドの確立が昔からの私の夢でしたが、アフロコーヒーのブランドと私たちが展開した楽しい商品を通じてその夢を実現することができました。共同経営者は、1人は国際的な広告代理店のネットワークを持っていて、もう1人は世界的なブランドを開拓、所有している人物ですから、彼らの経験がアフロコーヒーのこれまでの発展を支え続け、今後も変わらず導いてくれるものだと思います。


こちらは他の生地に付いている柄の拡大写真。ビビッドな色使いでとてもカラフル!

同じ柄で色違いのもの。色が変わっただけで少し印象も変わる。

このプロジェクトは何がきっかけだったのでしょうか?

最初はケープタウンの下町のカフェとして、現代の都会的アフリカの汎アフリカ的な見方というコンセプトで始めたのがきっかけです。アフリカのデザインのポップアート的な性質が、多くのカフェで使用されているイタリアのコーヒーを使うのではなく、独自のコーヒーブランドを作るインスピレーションになりました。私たちの目的は、コーヒーの起源が、アフリカ原産で、アラブ人が発見してイェメンから世界中に輸出されたものであるということに、再び人々の目を向けることです。多くの方々はこのことを知らないでいますから、私たちはパッケージングや私たちの成すこと全てを通じて、このアフリカの精神を表現・賞賛したいと思っています。


最初に紹介した鞄の拡大写真。緑の中に黄色いビキニを着た女性を発見!

凄まじいピンク!

美しいファブリック・モチーフ。

こちらは別の色使い。

アフロカフェのミッションを教えてください。

私たちのミッションは、アフロカフェやアフロブランドを通じてアフリカの素晴らしさを皆さんに伝えることです。アフリカの人々やライフスタイル、デザインの、良い意味での自意識の低さ、素敵なユーモアと自由さ。こういった精神を伝えて、私たちの商品を買って下さる人々、私たちのカフェでアフロ音楽を聴きながらコーヒーを飲みに来て下さる人々の生活をよりいっそう素晴らしいものにしていきたいと思っています。南アフリカのためにも、私たちのアフロ文化が実際にどんなにかっこ良いものかを見せて、そして南アフリカのありのままの姿に自信を持たせられるように。高邁な理想ではありますが、とりあえずできることをやってみたいと思います!

ダラ・シアによりアフロ。こちらはワインボックス・ラジオ。ワインラベルが貼ってあるラジオはちゃんと動くのだろうか?

単なるコーヒー店だけでなく、もっと大きくなったのはいつ頃のことだったのでしょうか?

オーストリア人の共同出資者に見出されてからですね。ブランドを更に展開できるだけの資金が手に入りましたから、まずはルイボスなどのアフリカ原産の紅茶をベースに、フルーツや花で香りをつけたフレーバーティーを取り揃えたアフロティーという紅茶ブランドを始めました。その次は、西アフリカの宗教的な織物にインスピレーションを得た独自の布をデザインして、カフェ用のオイルクロスのテーブルクロスに加工しました。それがあまりにも見事な出来栄えだったので、その布でバッグも作らずにはいられなくて、今では質の良い布地に同じデザインをプリントして、レザーと組み合わせたアフロバッグも作っています。こちらは私たちの紅茶やコーヒーと同じように手広くは売れませんが、それでも私たちのブランドのインスピレーションとなっているライフスタイルを表現することができます。

こちらが全種類揃ったアフロ紅茶の素敵な容器。

どのような商品を販売していらっしゃるのでしょうか?

カフェの方ではアフロコーヒーとアフロティーを売っています。南アフリカ国内のセレクトショップにも置き始めているところで、今後はヨーロッパを始め、世界中に広めていきたいと思っています。私たちが商品化した品物はカフェでも売られていますが、ケープタウンでの取扱店は非常に限定されています。この2ヶ月以内には、ホームページでのオンラインショップがスタートする予定なので、今後は世界中のどこにいても私たちの商品が手に入るようになります。

こちらのキュートでカラフルな商品は誰がデザインしていらっしゃるのでしょうか?


これからもっと新しい商品が続々登場するので、乞うご期待!

私と私の姉妹のトレイシー・ラシミア、それにうちのデザイナーのピート・ピエナールと「ダディー・バイ・ミー・ア・ポニー(パパ、子馬ちゃんを買って!)」のハイディ・チスオルムが協力してデザインしています。

それでは、製造はどこで行われているのでしょうか?

私たちの商品は、紅茶以外は全て(その紅茶も今年からは)南アフリカ国内で、アフロだけのオリジナル商品を提供する様々な製造者によって作られています。

カフェではイベントなども行っているのでしょうか?

水、木、金曜の夜には、カフェでアフリカ音楽のライブ演奏を行っています。バンドはセネガル、コンゴ、タンザニア、ジンバブエのほか、アフリカ以外の様々な国のバンドにお願いしています。


アフロTシャツ。女の子用のサッカーボール。

もうひとつの可愛い柄。

カフェのお客さんはどういった方々なのでしょうか?

幸いにも、客層は年齢も国籍も問わない非常に幅広いものです。クリエイティブな世界の多様な職業に携わる人々が真っ先に冒険の精神に飛びつきますが、子供も同様ですね。

私が聞いたお話では、お店は好調で規模も少し拡大されたそうですが…?

その通りです、5月の初旬には新しいアフロカフェがオーストリアのザルツブルグに開店する予定です。

今後とも頑張ってください!東京に支店ができるのを楽しみにしています。アフロコーヒーさん、ありがとうございました!

2 コメント

  1. すばらしいブランディングですね。思わず、「欲しい」と思わせるキャッチなデザインが秀逸です。

    Posted by: 匿名 @ 4月26日2007年

  2. süper site buyrun

    Posted by: goruntulu sohbet @ 7月25日2011年

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