高円寺20000Vのハード・グラフィックス!

2006年7月28日 カテゴリー: グラフィック, 国内, 特集, 音楽

高円寺20000Vのハード・グラフィックス!

この間、私の音楽友達が、高円寺にある薄暗いライブハウスの一つに連れて行ってくれた。地下にあるライブハウス20000Vの階段を全て降りきるまでに、私はなぜここの来たのか、その理由をすっかり忘れてしまっていた…。壁に貼られた無数のステッカーやフライヤーを前に、気づくと夢中で写真を撮っていたのだ。入場することをすっかり忘れて…。

作:ウレシカ
訳:チエミ

20000Vのお兄さんは、写真を撮る私を不審に思っていたに違いない

ステッカーには、パンク、ロック、ハードコア、ゴス、ノイズなど色々な種類があるようだ。少しづつドローイング、タイポグラフィー、アイコンの違いは分かってきたけれど、正直なところ、どれがどれだかさっぱり分からない。

これはナニ?

一番目の意味が不明なステッカー

パンク?星がついているから?ちょっとスタイリッシュすぎる気がするけど…

色々見ているうちに段々分かってきたことの一つが、繰り返し使われるモチーフ。予想はつくが、当然一番人気はガイコツ(その次が、蜘蛛、そして裸か死んでる女の人、そして何かの凶器…)

それでは、私のガイコツ・コレクションを紹介します!


ロック兄さんのタトゥーに最適な邪悪なガイコツ

TYSON:帽子を被ったガイコツがギターをかき鳴らす。ハード・ロックだろうか。

こちらはとても日本風。

ギヤマンヘッズこれもロック…だよね?

花札風なステッカーにドクロのモチーフ。髑髏首はドクロクビと読むそうです。

私のお気に入り。Fashion!

もちろんカッコイイのはステッカーだけじゃない!今度はポスターをいくつか紹介。


「Tokyo City Hard Core」……

「Robot Sex Volume 26!」えーと… これもハードコア?

タイポグラフィーに注目すれば、もう少しジャンルの違いが分かるかも…。それじゃあ、これから始めてみよう。

ゲンドウミサイル

ゲンドウミサイルのホームページを見て、彼らの髪の色でちょっとパンクであることが分かった!でも、誰がスーツにアイロンをかけているの!?

「スパイク」….

これはどのジャンルでもいけそう…。このライブハウスは25年以上もやってるらしいので、ヘタしたらこの人達はすでにこの世にいないかも…

「イヌパンチ」!?ハードコアにしては名前が可愛いすぎる?

義狼魑武掟羅亜」(ギロチンテラー)は、暴走族スタイル?よく分かんないけど…夜露死苦!

「金属バット」これはパンクでしょう?

「Congenital Hell」デス・メタルだ。

「Coffins」ダークで血が飛び散っている感じはゴスに違いない。

…これは読むことすら出来ない。

“それでは、ウレシカのライブが始まりまーす!”

あれ!カバンの中になぜかカメラが。窓口のロックなお兄さんにニコっと笑って、足早に奥の暗い部屋へ。そこで私の見たものは、ステージに立つ二人の男…。一人は大柄で、もう一人は小柄。自分で作ったノイズ・デバイスをテーブルに並べ、自己陶酔の旅が始まった…。

The Incapacitants(ザ・インキャパシタンツ)のミカワ・トシジ氏

ミカワ・トシジ(小さい方の人)とコサカイ・フミオ(大きい方の人)のユニット、ザ・インキャパシタンツは、間違いなくこの夜のヒーローだった!アグレッシブで、パワーがあって、美しいノイズだけが彼らの素晴らしさの鍵じゃなく、なんとこの2人の紳士はステージ・ダイビングで有名なのだ。非常階段、Merzbow、C.C.C.C.、そしてSolmaniaと共に、80年代初期にスタートしたザ・インキャパシタンツは、かなり有名なノイズ・バンドだった。

それじゃあ、なぜ彼らを知らないのかって?それは、彼らがいつもは別の仕事をしているから。ミカワ氏は、銀行に勤務し、コサカイ氏は政府の機関でお勤めなのだとか。だから国内外でもあまりツアーを行わないらしい。

最後に、ひとつ。この老舗ライブハウスが私に教えてれたのは、ステッカーの素晴らしさだけじゃなく、東京のアンダーグラウンド・シーンから何かがゆっくりと沸き上がってきていることだった。

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