携帯電話:隣の芝生は永遠に青く…

2006年6月8日 カテゴリー: インターナショナル, テクノロジー, プロダクト

携帯電話:隣の芝生は永遠に青く…

夏の到来もそう遠くないこの季節、ここ日本では、例年通り大手携帯通信会社が最新の携帯機種の発売に力を入れている。携帯のサイズは従来のまま新しい機能を次々と搭載することに関しては、日本の上を行く国はないようだ。日本での新機種の大半は、電子マネーとしてのクレジット決済機能や指紋認証セキュリティ、多人数ボイスチャットやデジタルテレビなどの特徴を誇っているが…海外の携帯と比べると実際にはどうなのだろうか?というわけで、日本と欧米の携帯電話の中から、最新/人気の機種を簡単に比較してみた。

作:Jon
訳:ナツミ

© Copyright 2006 KDDI Corporation

AUのneonプロジェクトは、超人気デザイナーの深澤直人がデザインしたお洒落なミニマリズム・ルックの機種。美観に焦点を当てたこの機種には、最新型携帯にはありがちな電子決済(センサーに携帯をかざしてスーパーや駅で支払いをするシステム)やデジタルTV受信などの機能はないものの、それら全てを美しさで十二分にカバーしている。実際に、その美しさに需要が殺到して、発売から2ヶ月たった今でも東京の携帯ショップでは売り切れが続いている店舗が多い。

この機種には、前面のプラスチックを透かして光る隠された液晶表示がついており、メールやいくつかの模様なんかを表示できるようになっている。

© Copyright 2005 Motorola, Inc

海の向こう側では、MotorolaのRAZRが機能を詰め込むことよりもデザイン性を重視した人気機種で、西洋版neonに最も近いといったところだろうか。定価$600のRAZRは、どちらかと言えば都会派のステータスシンボル的携帯で、当然のことながら万人向けではない。

© Copyright 2006 Vodafone K.K.

日本に舞い戻って、SHARPが開発したVodafone 905SHは、搭載されたAQUOS(SHARP製液晶テレビのモデル名)の鮮明な回転式2.6インチ画面でデジタルTVを受信できるのが目玉だ。この機種は並行作業にも対応していて、メールを書きながらテレビを見るなんてことも可能だ。ワイドなアスペクト比はゲーム性にも秀でているだけではなく、今後の携帯ゲームが従来の携帯の縦画面から解き放たれるきっかけにもなるだろう。

© Copyright 2006 Nokia

もう一度海を越えて、Nokiaの最新機種であるN93を見てみよう。N93はNokiaの新しい「マルチメディア携帯」で、ビデオ録画用のCarl Zeissのどでかいレンズが特徴だ。録画した動画は携帯とテレビを直接繋いで再生したり、PCに転送することが出来るようになっている。個人的には、こういうやりすぎ感のある機器には懐疑的なのだけれど、Nokiaでは携帯ビデオブログが次世代流行とでも思ったのかも?

© Copyright 2006 NTT DoCoMo, Inc

お次は日の出る国のもう一つの「デザイナー」携帯。NTT DoCoMoの Dolce SLは、何と高級感溢れる本皮張りの携帯だ。機能面でも充実していて、電子決済、GPS、ビデオ会議や指紋認証、音声や相貌識別と言ったセキュリティ関連まで、日本の最先端機種に期待される機能は殆ど搭載されている。

© Copyright 2006 Sony Ericsson Mobile Communications AB

最後に紹介するのは、日本以外なら大抵の国で出回っているSony Ericssonの W950。この機種は、操作し易しいタッチパネルと4GBもの内臓メモリ-Walkmanと兼用の為-が特徴だ。最近では、携帯が複数のメディアを兼用することは決して珍しくないが、余りあるメモリに加え、この機種の大きな画面でインターネットも閲覧できるようにブラウザのOperaまで搭載したSony Ericssonは、このモデルでマルチメディア性を更に一歩前進させた形だ。

で、肝心のどれにするかの問題は。綺麗なものに目がない自分としては、ここ一ヶ月毎週のようにAUショップに通い詰めてneonが入荷したか確認しているのだけれど、いつも一足遅くて未だに入手できないでいるのでした :(

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