
今日、東京都現代美術館に足を運んだ。そして数時間をここで過ごしたのだが、とにかく町田久美の作品に目が釘付けになった。

現在美術館内では、二つの展覧会が行われている。(どちらも、3月26日までだが、とても素敵な展覧会なので、両方ともおすすめだ。) MOTアニュアル2006 No Border −「日本画」から/「日本画」へ では、美術館の今年のテーマである「日本画」にそって選ばれた日本の若手アーティストを、もう一方の展覧会、転換期の作法では、ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリーの現代美術を紹介している。転換期の作法では、たくさんのユーモアと、「新しいヨーロッパ人」の目から眺めた「資本主義者のジャングル、ヨーロッパ」に対する批判的な視点に驚かされたり、感心させられたりした。面白い!
さて、話を日本画に戻そう。

町田久美の描く美しい筆のラインに、私は心を打たれた。とても緻密に、繊細に描かれたラインであるのに、薄く色づいた和紙の上で大胆なコントラストを作り上げていたからだ。

彼女の作品もとても好きだった。この「Summer Days」と呼ばれる作品は、タイトルを見て気がついたのだが、絵の中の子どもは、アイスの棒を口にくわえている。

町田久美の作品: girl ディテール

町田久美の作品: girl
上のドローイングを見てもらえば分かると思うが、彼女が何度も何度も、完璧な線を描こうとして、線を描いては消し、描いては消し、した後が見受けられる。すごい!
日本ならではのモチーフとスタイルのせいで、彼女の画を見る人は、最初はひょっとしたらノスタルジックな気分になるかもしれない。でもすぐに、現代的な歪んだディテールが、私たちを今に引き戻し、不安で混乱した気持ちにさせられる。

彼女の作品で見られる繊細な筆のラインは、細い線を何度も重ねる事で生まれたものだ。

この作品では、一部に触覚的な素材が使われていて、奇妙な気持ちにさせられた。


町田久美の作品: coming home

町田久美の作品 - この作品は、私にとって、なぜだか他の作品より恐ろしかった
左の作品「Coming Home」では、日常よく目にする現代的な環境と、昔ながらの「日本画」的なスタイルとがうまく解け合っていた。

この最後の作品が、私の一番のお気に入りだ。現実離れした、花を食べるロボット…。とにかく彼女に一言お礼を言いたい。素晴らしい作品の数々、ありがとう!

作者:ウレシカ
5 コメント
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気になってた展覧会ですが、pingのレポートを読んですぐにでも行きたくなってしまいました。来週、友人を誘って行ってきます!
Posted by: YO-CO @ 3月3日2006年
私は「装置」がイチバン好きです。連作の中では「少年審査」から離れられませんでした(笑。
Posted by: koopop @ 3月19日2006年
[...] とても面白かったのは、町田久美の日本画についての記事を取り上げてくれたオシャレでエッチなブロク(!)もあったこと。ではせっかくなので、ここで一枚紹介…。 [...]
Posted by: PingMag - 東京発 「デザイン&ものづくり」 マガジン » Archive » PingMag Pingback Vol.2 @ 11月25日2006年
恩,果然很有感觉,很有创意阿。
Posted by: 小雨 @ 10月2日2007年
I enjoyed studying this post. I am completely satisfied to search out this put up as a result of I’m interested within the topic.
Posted by: christian louboutin @ 11月10日2011年