目グマ飲料

2005年9月13日 カテゴリー: グラフィック, プロダクト, 国内

先日駅の構内を歩いていて、妙なポスターを発見した。自分の母国語圏以外の場所に住んでいると、メディアー特に広告では、パッとみて分かるような明瞭さが本当にありがたい。だから、逆に「説明文」がないと意味をなさないような「?」なイメージに、とても敏感になってきた今日ころ頃だ。

ちょっとこの写真を見て欲しい。同じ女性のポスターが2種類並んでいる。一番上のポスターでは、謎のパンダ菌に伝染したか、あるいは、ご丁寧に右目と左目両方に強烈なパンチを浴びたか、そのどっちかってていうような顔をしている。2番目のポスターは、なんていうか、 「ジョン・レノン」スタイルのサングラスが半分に割れたようなファンキー眼鏡をかけている・・・。はっきりいって、ちょっと怖い。どちらにも言えるのは、紫色の巨大な瓶が、ババーンと前面にフィーチャーされている事だ。

多分、外国人がこのポスターを見たら、「何なんだ、コレ」って混乱するか、ちょっと引くかのどっちかだろう。だけど、もし日本語の「テキスト」が読めたら、目のくまを(多分)劇的に直す、魔法の健康飲料だという事がすぐ分かる。

地下鉄の駅で、壁に貼ってあるポスターを見る時間なんて、限られている。その前を通り過ぎるわずか2、3秒ってとこだろう。その時間でこのポスターが理解できたかって?答えはノーだ。いつもなら、「へー、ディスコ好きのファンキーパンダ女と紫ドリンクか・・・」で通り過ぎたところだ。でも、それは僕が外国人だからだ。

日本には、あらゆる症状や不快感を軽減する(と主張する)健康ドリンクがわんさかある。(必ずしも医学的に証明されていないものも、たっくさんありそうだけど・・・)飲んできれいになろう!とか、消化を助けるぜ!とか、二日酔い治します!とか、いちいち挙げてたらキリがないくらいだ。だから、そんな中、新しい商品をを売り出そうとするなら、多分、一番分かりやすい広告は、次のようなシンプルなデザインのものかもしれない。

a)まず、問題をみせる

b)そして、商品をみせる

多分、パンダのポスターも、このルールに従ったものかもしれない。はっきりいって、日本語が得意じゃない外国人にとっては、頭をかきむしりたいぐらい「意味がわからない」ポスターだけど、多分日本人にとっては、とっても「明快」(いや多分かな?)ポスターなんだろうな。

まとめとしては、僕は逆にパンダに変身するドリンクを発明して欲しいって事で。

パンダ?笹の葉食べた?
パンダ?笹の葉食べた?
イマジン オール ザ パンダ〜、(ジョン・レノン)
イマジン オール ザ パンダ〜、(ジョン・レノン)

う〜む、目グマ飲料
う〜む、目グマ飲料
目グマ・・・
目グマ・・・

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